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『もし高校生の女子マネージャーがリアカーで「もしドラ」を販売していたら』


この記事は2010.08.25にteams前身サイト草野球オンラインのに掲載されたものを再掲載しております


一昨日、編集長よりこんな指令が。 品川(東京)に現役女子高生マネージャーとともにリアカーで『もしドラ』を販売する書店があるらしい。 至急取材へ。

野球の日に『もしドラ』著者の岩崎さんの取材「野球の日に野球を語る」を終え、一息ついた所だったが早速、運営会社の有限会社ノオト(品川区)さんにアポを取り、現地に取材へ向かう。 その場所は品川駅、港南口から徒歩2分程度のところにあるNTT品川ツインズオフィス棟の前の広場。

夕方とはいえ、まだまだ暑さが残るこの気温の中、そこにはドラッカー書店のぼりとリアカーとともに女子高生の『ドラッカーいかがですか~。手にとってみてください」の声が響いていた。



このドラッカー書店というのは『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら(ダイアモンド社刊、著・岩崎夏海氏)』がリアカーで本を販売する「リヤカーブックス(品川経済書店)」をネーミングライツした期間限定のキャンペーンとなり、この期間中『もしドラ』はもちろんドラッカーの書籍などを販売する書店として、8月末(平日17時~21時)まで営業を行っている。 ただし、天候が悪い場合などは臨時休業する場合があるので来店される際はツイッターで事前に確認してほしいとのこと。


そして、このドラッカー書店をよりリアルに演出するのは、主人公でもあり女子マネージャーのみなみちゃんに見立てた、現役の女子高生のマネージャーと、野球のユニフォームを身にまとう店長の木村さん。

木村店長に聞くと野球は未経験とのことで、はじめはどうやってこのユニフォームを着るのかが分からなかったという。(いやいや。実に似合っていますよ、店長。)でもスポーツは大好きで、実は出身の和歌山県で中学時代から陸上競技をし、高校時代はハードル競技で和歌山NO.1を守っていた。と熱く語っていただきました。

そして、ドラッカー書店の女子高生マネージャー「まゆちゃん」と「さおりちゃん」。実は2人とも野球は大好きで、高校野球のチームでは東海大相模を応援しているが、選手では興南のピッチャー島袋投手を応援してるというのは、まゆちゃん。(決勝戦は見事なピッチングでしたね!)

その「まゆちゃん」と「さおりちゃん」がいつも女子マネージャーとして、ドラッカー書店にいるのか確認したところ、実は女子マネージャーは日替わりで、シフトを組んでいるものの、そのシフトを決めるのがかなり大変です。と木村店長。


「もしドラはいかがですか~。」女子マネージャーの笑顔と笑い声が鳴り響いているなか、 ツイッターへの投稿を終えた木村店長に『もしドラ』はなぜこんなに反響があるのか。と聞いてみた。

「やはりドラッカーに興味がある方、またエッセンシャル版を読まれた方が沢山おられるのですが、内容的に難しいですとか、または興味はあるけど取っ掛かりにくいという部分が少なからずある中で、このもしドラが登場し、そういった方たちの背中を押すべく、ドラッカーの入門編として、また小説として分かりやすくまとめられているのでヒットしていると思います」という木村店長。

実際この日も約1時間の中5・6名がドラッカー書店に立ち寄り『もしドラ』を購入していった。現在111万部を突破しているというこの本は、ドラッカー書店を通じて女子マネージャーの笑顔と気さくな店長のもと、今日もリアカーにゆられ、一つずつお客さんの手元に届いていくのだろう。

ドラッカー書店としては残すところあと数回の営業となるが、リアカーブックスとしても今後も通常営業しているので、お近くにいかれた際は是非、立ち寄ってみてはいかがだろうか。


編集部 福田

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