ゲンのベースボールイングリッシュ:【LESSON4】全く違う和製野球英語



英語だと思って使っているけど、本当の英語とはちょっとどころか全く違う和製野球英語、実はまだまだありますよー。 ではまいりましょう、アイニージュー♪、アイワンチュー♪のレッスン4、Let’s check it out !



英語ではエンタイトルツーベースのことをautomatic double(オートマチックダブル)やbook rule double(ブックルールダブル)と言います。もしかしたら、ground rule double(グラウンドルールダブル)というのも聞いたことがあるかもしれませんが、これも同様にバッターに2個の進塁が与えられるものの、厳密にはオートマチックダブルやブックルールダブルとは異なります。違いはルールにあり、オートマチックダブルとブックルールダブルはMLBルールブックのセクション6.09eから6.09hに規定されていますが、一方のグラウンドルールダブルは球場のグラウンドルール(ローカルルール)で規定されているものをこう呼びます。 想像ではありますが、日本語の“エンタイトルツーベース”は、実際のMLBルールブックに記載のある『ランナーまたはバッターに2個の進塁が与えられる』の“2個の進塁が与えられる”の部分の英語表現"entitled to two bases"からそのまま来ているのではないかと思います。



日本語では、クリーンナップは打順の中軸として3番から5番のことを意味しますが、英語ではcleanup hitter (クリーンナップヒッター)と呼び、4番打者のみを指します。クリーンナップヒッターは、通常、チームの中で最もパワフルなバッターで、一振りでベースをクリーンにする(走者を一掃させる)ことができるため、こう呼ばれます。



ランナーがいるとき、ピッチャーはたいていstretch(ストレッチ)やslide step(スライドステップ)を使いますが、これらは日本語で言うクイックやクイックモーションに近いです。ただし、厳密に言えば異なっているものの、日本語の表現はランナーの動きを止めるためにピッチャーが結果的にやりたいことを意味することとなり、早い動き(クイックモーション)が盗塁を防ぐという意味が由来と思われます。


クイックモーションと、quick pitch(クイックピッチ)を間違えないでくださいね。クイックピッチはルールブックの8.05eに規定されているように、ルール違反で危険です。英語で言う、クイックピッチとは何でしょうか。クイックピッチは、バッターがバッターボックスで構える前にピッチャーが投げてしまうことを意味します。

【ゲンのベースボールイングリッシュ バックナンバー】

【LESSON 1】 本場アメリカの野球英語

【LESSON 2】 読んで納得の深ーイ用語

【LESSON 3】 なんちゃって野球英語

【LESSON 4】 全く違う和製野球英語

【LESSON 5】 英語のようで英語じゃない不思議な野球英語。

【LESSON 6】 えっ、ノックって言わないの!?


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